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院長/スタッフ日記

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2012PHIJ ヒューストン研修2日目

2012/11/1


11月1日(木曜日)研修2日目が開始しました。
この日は午前中から手術見学があるので少し早めにホテルを出発し、
マクガイアー先生のオフィスに向かいました。
今日のテーマはPeriodontal Surgical Therapy(歯周外科治療)でした。
まず講義にてOsseous Surgery (Resective Surgery)について解説がありました。
Pocket EliminationとClinical Crown Lengthening の術式と使用する器材、
臨床例などが整然とまとめられ、とても理解しやすく実際の臨床に生かせる講義でした。
講義の後はそれぞれの手術見学でマクガイアー先生がPocket Eliminationを
シャイアー先生がClinical Crown Lengtheningを担当しました。
講義を聴いてすぐに実際の手術を見学出来たのでより理解が深まりました。
昼食をはさみ午後はExtractionとRidge Preservation/Augmentationがテーマでした。
患者さんが不幸にして歯を抜かなければならなくなった際に、
いかに低侵襲で抜歯し歯槽骨の骨を残すかということが解説されました。
抜歯窩の状態による分類からその処置法、
その後のオベイトポンティックについての解説と臨床例の治療手順の説明が
ありとてもわかりやすく、まとめられておりました。
そして講義の後、すぐに実際の手術見学があり、
座学で得た知識をすぐ実際の臨床で体験できるので、とても記憶に残りました。
手術見学の後はグループディスカッションがあり、
今日は今回の研修でのグループ課題についてのグループディスカッションでした。
5グループの中でB班、E班、C班のグループ課題について、
各班の代表者がそれぞれのまとめたレポートを報告しました。
まずB班の築山鉄平先生が指名され、
来年の1月にほかの研修会にてプレゼンする予定の資料とともに今回のテーマである
「インプラントの永続性について、どのぐらいの期間インプラントは機能するのか」
をプレゼンしました。
ブローネマルク先生のインプラント症例から始まるインプラントの歴史と
今現在使われているインプラントの状況やそれを取り巻く環境、
患者の年齢などの関連性について判り易くまとめてありました。
続いて、E班の新福泰弘先生が
「インプラントに角化歯肉は必要か?必要ならばどの程度必要か?」をプレゼンしました。
新福先生の診療所の取り組みとともに、多くの文献からの総括を取り入れた内容の報告でした。
最後にC班の松本敏光先生が
「歯周疾患を持つ患者にインプラントを用いることができるか、なぜ良いのか、もしくはなぜ悪いのか」
をプレゼンしました。
今回ご夫婦で参加され、お二人でまとめられたインプラント治療の歯周病へのメリット、
デメリットなどが判り易くまとめられておりました。
参加者の活発な質疑応答があり今日の予定が終了しました。

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