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院長/スタッフ日記

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PHIJ AAP2017ボストン研修6日目

2017/09/14

6日目9月12日、
この日はThe Use of Laser Therapy to Treat Inflammatory Diseases of the Periodontium
for Teeth and Implantsが大会場で行われました。

モデレーターにDr. Myron Nevins、スピーカーにはDr.Donald S. Clem 、Dr. Allen S. Honigman,
そしてDr. Samuel B. Low を迎え各レーザー装置の特性とその使用法、
重度の歯周炎やインプラント周囲炎 に応用されたレーザー治療の症例が報告されました。
前日講演された講演でのエビデンスレベルでのレーザー治療の予知性と
実際治癒された症例との差を感じつつ、
レーザー治療の今後の経過を見ていく必要性があることを感じました。

その後、各会場に分かれての講演がありこの日は
The Socket-Shield/Root Membrane Technique for Alveolar Preservationtという新しい考えを
モデレーターにJose R. Mellado,スピーカーにDavid Garber, Barry P. Levinを迎え講演されました。
この治療法は、歯根を分割し薄いシールドを作り、軟組織や歯槽骨の保存を目的とする治療法で
抜歯による歯周組織喪失のリスクを回避する方法でした。
歯周組織保存の考え方は理解できましたが、
術後の感染のリスクや機能させた時の歯根のシールドの破折、
頬側に歯根膜が残りインプラントのほかの部分に歯根膜がない状態での咬合時に
被圧変異量の差によるインプラントの動揺などの問題が生じないのかなどの疑問もありました。
新しいインプラント治療の考え方としては興味をそそられるものでした。
この講演の聴講にて自分のAAPの参加が終了しました。

講演会終了後の夕食は多くの行動を共にしていた川原先生、小玉先生と一緒に
日本料理屋にいき、約1週間に及ぶ研修の慰労会をおこないました。
日本にいるときは当たり前だった日本食がこれほどおいしく感じたことはありませんでした。

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